生徒が主体的に話を聞いてくれるコツ:魔法使い?じゃありません。

時々、魔法使いですか?
て言われるときがある(苦笑)

「帰りたい!」オーラ満開の、
「なんで話きかなあかんねん!」オーラ満開の、
「つまんないー」オーラ満開の、
生徒達の前で話をすることがあるですが。
どんな生徒さんでも、
しっかり聴いてくれる。

コミュニケーションしながら、
対話しながらの時間では、
必ず、そうなっていく。

それは体験済みで。
それプラス。

オランダ流の実践で、
今期取り入れているコトが1つ。

それがあると、最初のスタートから、
みんなが全身を向けて、私を聴こうとしてくれる。

今から、私の話をします。
2つ話せる話があってね。
内容は、ほとんど同じなんだけど、時間が違うの。

1つは短い話。
1つは長い話。

みんなは、どっちの話が聞きたい?
みんなの選んだほうを、話そうかな。

って生徒達に聞くと、
だいたい
「え!じゃぁ、短い話で!!」と言ってくれる(笑)

じゃぁ、短い話のほうにするね!
って言ったら、
「やったー!」と全力で喜んでくれる^^

じゃ、短い話のほう、はじめます。

といった瞬間には、
全員が話を聴いてくれる(笑)

同じ話を聴くってことだけど、
決められた流れの
大人に押し付けられる感じがするものか、

それとも、
たった2つだけど、
自分達に選択肢があるのかでは、
小さいけれど、大きな違いを生む。

ちょっとした小技ですが^^

ちなみに、
2つの話のじかんは、あまりかわらないので、
どちらを選んでも、実は変わりません^^
(ネタは違いますが)

長い話がよかった!っていう生徒がいたら、
今は短い話にするけれど、
聞きたい人は、後で前に来てね。

話すからね^^

と、個別にひそひそ話して、対応しています^^

オランダの視察に行く中で、
どーんと突きつけられた
「自分で学ぶことを 学ぶ」というアプローチ。

自分で考えてね、じゃない。

1つ1つ、ステップを踏みながら、
自分で学ぶことを、学ぶ。

その中の大きな軸になっている
「いくつかの中から、自分で選ぶ」
という積み重ね。

そのデザインが、しっかり整っているオランダの環境。
大人の役割。

その中で、一人ひとりが自分のペースでそだっていく。

日本の現場でも、
どんな現場でも、
工夫次第で「できること」なんだと、
実感しています。

場は、目の前の人と、一緒にいる人と、
共に創るもの。

ということで、
魔法なんて使ってないから^^