長男の進路選択と決定(偏差値教育への違和感とともに)

中3長男、
無事に志望した学校に合格し、
一足先に受験終わりました❤

愛媛の学校に行くと見せかけて~大阪(笑)
もうしばらく大阪ライフを満喫するそうです。

公立の高校を見て
私立の高校を見て、
他のタイプの学校も見て、
県外に体験に行き、
興味がある授業を体験し。

自分の興味と方向性と
自分の楽しく学べる方法と
自分のやりたいことと。

「どんな方法が学びを実践していきたいか」
「どんな雰囲気の場所で過ごしたいか」
「頑張りたいこと、やりたいことは何か」

それらが、実際にできえるかどうか、やれるかどうか、実現するかどうか。
そんな視点で、いろんな学校を見て、実際に体験したり質問したりしていくうちに。

一段と自己理解も深まって、
やりたいこと・学びたいことを自分が楽しく取り組める方法で学べる学校を見つけ。

「この学校の体験授業に、この日に行きたい!」と持ってきた学校案内の学校に、
心が決まり、書類を提出して、受験し合格となりました。

自己理解を深めるのに、
日本の義務教育(小学校・中学校)のカリキュラム、
そして学校という場所は、ものすごく贅沢だと実感した6年間でした。

森のようちえん育ち、小学校半分はオルタナティブ教育。
長男の公立生活は、小学校4年生から中学校3年生まで。

思うところがあって、公立の小学校へと世界を変えたことが、
効果的に作用してくれて一安心です。

「自己理解(自分がやりたいこと、どんな人間かを知ること)は、いろんな体験があってこそ得ることができる。
好きなことも、嫌いなことも、得意なことも、苦手なことも、興味が持てることも、興味が持てないことも、
いろんな体験ができることでその体験を通じて、はじめてわかってくる。
自分を知るために、本当に何を求めている自分なのかを確かめるために、学校にいってごらん。」

長男が公立の小学校へ行くことに決めた時に、
何度となく話したことです。

「本当に自分理解ができたなら、中学校3年生の進路を決める時期に、
必ず「自分がどこで、何を、どうしていきたいか」わかるはずだよ。」

そんな言葉を、長男が信頼してくれたこともそうだけど、
1つ1つの体験を省察し、自分と繋げ続けた結果の今なんだと感じています。

体験は、学校で。
省察は、家庭で引き受けて。
(学校にその時間とプロセスがないので)

学校のいいところを最大限生かそうと思ったけど、
本当にそのありがたさを感じました。

体験と省察はセット。
省察なしの体験は、ただ通り過ぎていく。

すでにあるこの素晴らしいカリキュラムと、
日本の学校という素晴らしい場所の、
ポテンシャルがもっともーっと引き出されていくことを
心から願います。

”やりたいことをやっていても、やりたくないことをやっていても、どちらにも大変なことや乗り越えないといけないことはあるはずだから。それなら僕は、やりたいことをやって、大変なことも乗り越えないといけないことも、やっていきたい(進路選択の対話にてby長男)”

”やりたいことがわからないっていうことが、わからない(進路選択の対話にてby長男)”

そして受験というシステムは、やはり学びの本質から
子どもを引き離すパワーが強すぎるように感じています。