25日、朝10時すぎから夜8時まで、まるっと万博に行ったわけなんですが。
あちこちで小・中学生の姿を見かけて、
「おぉ!!子ども招待事業でいっぱい来てるなぁ」と思わず目が行きました。
📎 関連リンク:大阪・関西万博 子ども招待事業(公式サイト)
👉 https://expo2025-kodomosyoutai-fukushi.jp/
あっちも、こっちも、制服を着た子どもたちがたくさん!!
歩いてる子どもたちを見ていると、もう見るもの全部が新鮮みたいで、
どの子もキョロキョロ、ワクワク、テンション高め(笑)。
耳に入ってくるのは、いろんな音楽や、聞いたことのない言語。
目の前には、カラフルな国旗、独特な建物、民族衣装。
「あ、外国の人だ!」って気づいたら、すかさず「ハロー!」って話しかける子もいて、
なんだか見てるこっちが笑っちゃうような光景も。
パビリオンのスタッフさんたちも、子どもたちに笑顔で声をかけてくれていて。
なんか、いいなぁって思ったんです。
集合場所で座ってる時間には、目の前を通り過ぎる知らない人とじゃんけん始めちゃう小学生までいて。
いやいや、コミュ力高すぎ(笑)!
大屋根リングの上からも下からも「こんにちはー!」「やっほー!」って、
学校が違う子たち同士で声をかけ合ったり。
なんだろうなぁ、この空間に流れてる「壁のない感じ」。
あるパビリオンでは、ちょっと緊張した顔で説明を聞いてる子どもたち。
映像が流れた瞬間に「すごーい!」「この国どこ!?」
「うわ、なにこれ〜!」って、もう大興奮!
一緒に来ていた先生方に対しては、
周りの大人たちも「いや〜先生お疲れさまです…」ってあたたかいまなざし(笑)。
本当に先生たち、大変だわ…。
でも、その大変さに支えられて、子どもたちは得られるものがきっとあるなって思いました。
「本物」にふれるって、やっぱりすごい。
正直、この招待事業については、いろいろな意見があると思います。
でもね、海外に行くこと、現地で異文化にふれることって、そう簡単にできることじゃないんですよ。
実際に現地の空気を感じて、
違う文化の人と出会って、
「世界って広いんだなぁ」って実感する。
それって、やっぱり“本物”にふれるからこその学びなんですよね。
SNSやYouTubeで何でも見れる時代だけど、
画面の中の世界と、リアルの世界って、やっぱり違う。
パビリオンで出会った海外の方たちと、英語でやりとりする子もいて。
もしかしたら、この経験がきっかけで、
「英語もっと話せるようになりたいな」って思う子もいるかもしれない。
そんな“次につながる気持ち”が生まれる場所。
まさに、学びの場だなって感じました。
そして、SNS世代の子どもたちだからこそ…
万博って、開催前から結構いろいろ言われてましたよね?
SNSでも、批判や否定の言葉がたくさん飛び交ってて。
正直、ネガティブなイメージを持ってた人、多かったんじゃないかなぁ。
でも、実際に行ってみたら、
「え?思ってたのと違う。楽しいやん?」ってなる。
これって、すごく大事なことだと思っていて。
自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の体で感じたこと。
それこそが、自分の中にある“ほんとうの経験”になるんですよね。
誰かの意見に流されず、
ちゃんと「自分で体験して判断する力」を育てるって、
このSNS時代において、めちゃくちゃ大事だなと。
大人も、子どもも、そこは一緒かな。
最後に
万博は、たしかにいろんな立場や思惑が交差する事業かもしれません。
実際にいろんな課題はあるし、それは大人が解決していくべきことはたくさんある。
そういう部分もある。そして他にもいろんな部分がある。その視点は大事だと思うんです。
そこで子どもたちが感じた“純粋な気持ち”――
「楽しい!」「すごい!」「もっと知りたい!」
そんな想いには、どんな事情も勝てないんじゃないかなって思うんです。
世界には、たくさんの人がいて、たくさんの考え方がある。
その中で、誰かの幸せのために、情熱を注いで生きてる人たちもたくさんいる。
子どもたちがそんな現実にふれる時間を持てること。
それ自体が、すごく価値あることだと思います。
どうか、たくさんの子どもたちが、
「世界っておもしろい!」って思えていますように。
そして、「百聞は一見にしかず」って、心の底から実感できますようにと思いました。
ちなみに大人のワクワクエネルギーもすごかったです。
足を運んでみたら、参加した人が未来を楽しみになり、とてもいいエネルギーで帰っていく。
素敵な未来を創っていきたいな!
そんな希望が一人一人に宿ること。