アンネフランクハウス(オランダ)に行って感じたこと

「学ぶ喜び、学ぶ権利を謳歌できる」
その幸せを伝えて生きたい。

オランダで、アンネフランクハウスに行きました。

アンネフランクハウスとは・・・
アンネ・フランクの家(アンネ・フランクのいえ、Anne Frank Huis)は、オランダのアムステルダムにあるアンネ・フランクの一家など8人が1942年から約2年間、ナチスの迫害から逃れるため隠れ家として住んでいた家を利用した博物館である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2年間、アンネが身をひそめた部屋。
目に見えない恐怖とともに過ごした場所。
71年前まで、アンネが「生きて」いた場所。
71年前、密告を受けて、逮捕された部屋。

いろんな気持ちがうごめきました。

オランダでは、「教育」について色んな角度から探究した時間。

オランダのテレビでは、連日シリアからヨーロッパに逃げてきているたくさんの人々のニュースがありました。

当たり前のように、学べる環境、
学べる時間があること。
学ぶ権利を、誰にも奪われない環境があること。

忘れてはいけないもの。

帰国して、アンネフランクハウスのパンフレットを見た長男から、たくさんの質問を受けました。

アンネのこと、戦争とは何かについて、71年前に起きたこと、そして今の世界のこと…
ゆっくりゆっくりお話しをしました。

「どうして戦争があるの?」

6歳の感性と質問はとてもシンプル。

そして、その問いは、そのままにしておきました。
世界中の子どもたちが、学ぶ喜び、学べる幸せを謳歌できる。

そんな世界を創りたい。
そして、子どもたちが恐怖や力で支配される世界を私は終わらせたい。

そう強く思いました。

まずは、日本で。
自分の場所から。

「私とあなたが恐怖や力で、目の前の人を動かすことやめる。
そうすれば、世界から一つ恐怖と支配が消えていく。」