素晴らしい経営者はあり方を探究している

2月。
定期的にご依頼いただいている企業様での研修がありました。

私が担当しているのは、3・4年目の方々対象の研修なんですが、
その研修の前に、必ず社長の講話があります。

その講話を少し聞かせていただいて、
社長は講話が終わると離席されて、私にバトンタッチ。

その意図と理念と引き継いで、私が研修を進めていく流れなんですが。

今年はお時間があったのが、
私の研修の導入部分を聴いてくださっていました。
(急なことで、とても緊張しました^^)

1日研修は2部構成で、
1部は、自己探究(入社から今までを振り返り、現在地の確認とこれからを考える)
2部は、スキルアップトレーニング(コミュニケーションと課題解決力の実践型研修)

この1部の部分を聴いてくだったんです。

1部は、様々な視点の質問を用意していて、
それに1つずつ、自分なりに考えてアウトプットしていく時間。
オランダ流コーチング実践タイムです。

その質問を5つほど聞いた後、
「これは、在り方を探究することになるんだね」
とぼそっとおっしゃったのが、思わず聞こえてきました。

あなたは、どんなあなたで在りたいですか?

というような、直接的な質問ではなく、
そのようなことも伝えてはいないんです。

社長の意図はとても明確で、ビジョンもしっかりもっていらっしゃって。
在り方のぶれない素晴らしい方だなぁと、お会いするたびに感じていたのですが。

質問をいくつか触れたら、
「これはあり方だ!」とピン!とくるんだなんて、
本当にあり方を探究している人だからこそだなぁと震えてしまいました。

在り方の探究がされていることの強さ。
企業に一番影響が大きい人の軸が、しっかりしていること。

とてもとても大きなことですね。

素晴らしい社長にご縁いただけることは、
たとえ短時間のコミュニケーションだとしても、
本当にその思慮深さに、学びをいただくばかりです。

素晴らしいご縁に感謝と共に、
その動きが、組織として意図した動きとなることを意図して。

しっかり研修させていただきました!