オランダのこ記事サイトで見つけました。
「大都市の若者のプレッシャー、高く」
オランダの大都市、とくにアムステルダムの若者たちのメンタルヘルスは深刻な状況にある。16~25歳のうち、自分の精神状態を「良い」または「非常に良い」と評価しているのはわずか44%で、全国平均の51%を下回る。2022年の41%からは微増しているが、依然としてストレスが大きな問題となっており、52%が頻繁にストレスを感じている
記事:https://www.portfolio.nl/news/post8341/
オランダの若者のメンタルヘルス問題。
数年前から深刻だという話を見かけてみましたが、
想像以上の状況でした。
子どもの幸福度ランキングで一位の国、オランダ。
その国の若者のメンタルヘルスが深刻。
ん?どういうことだろう??と思いませんか?
今回の記事を見ながら、とても不思議な気持ちになりました。
オランダの幸福度調査の際、精神的幸福度の結果もとてもいいんです。
それがなぜ?
ユニセフの幸福度調査を見直してみました!
精神の健康では「15歳児の生活への満足度」「15歳から19歳までの自殺率」の2項目で測られています。
んー、やっぱり不思議だ!!!!
若者のプレッシャーの問題点に、
学校や社会からのプレッシャーと、金銭的な問題だと書かれていました。
そして、今大きく影響をお呼びしているのは、
「ソーシャルメディア」のようですね。
ソーシャルメディアの影響は少し前から研究されていて、
メンタルヘルスへの影響が問題定義されています。
The Youth Mental Health Crisis is International Part 4: Europe
https://www.afterbabel.com/p/international-crisis-europe
この研究の興味深いところはたくさんありますが、
個人的に興味深かったポイントはここ↓↓
個人主義傾向が強い国の若者は、個人主義傾向の低い若者よりもメンタルヘルスが良好でしたが、2010年~2018年までの間でその傾向が当てはまらなくなったこと
ソーシャルメディアのすべてが悪いとはいいませんが、
人間形成そのものや、幸福度に大きく影響が生まれていることは、
見逃せない部分だと思っています。
どれだけすばらしいプログラム、
どれだけすばらしい環境
どれだけすばらしいつながり
どれだけすばしい教育があったとしても
じわりじわりとその人へと侵食し、
内部から壊していくことができる
ソーシャルメディアの持つパワーと存在を、
大人である私たちも見直さなければなりませんね。
そして、どこ国も同じような課題を抱えていて、
一生懸命課題に向かっているなぁ。