体験は体が覚えている

体験は体が覚えている。

先月の物々交換会でもらったたくあん。

一口食べて、
あ!!おばあちゃんのたくあん!!
そんな思い出が出てきた。

年に一度、一回の滞在は一週間くらい。

18歳までしか行ったことのない、
熊本のおばあちゃん家。

おばあちゃん家の食卓には、
いつも数種類の漬物が並んでた。
食べた記憶も、覚えてもいない。

でも。
そこで食べたたくあんは、
きっとこんな味だったんだろうな。

頭では覚えてないけれど、
舌がこれこれ!!って言う。

懐かしい味。
きっと全く一緒の味じゃないんだろうけど、
同じように作っていたんだろうな。

体験の不思議。

何年経っても、体が感じた何かは、生きているんだろうな。

いただいたたくあんで、おばあちゃんの味が思い出されるなんて。
思わぬプレゼント。
なんだか嬉しくて。

たくあん食べてる時間、
おばあちゃんの家で過ごした小学生の私が、
今自分の家でご飯食べてる、ってなんだか不思議な感じ(笑)

体験って、本当に一生もの。